なまこの引越し

下記の場所へブログのお引越しをしました↓http://takagi-namako.blogspot.jp/これからも細々と続けますので、どうぞよろしくおねがいします。

ひつじさん年

(氷河が染まる朝) 2015年になりました。今年も、いいことがたくさん見つけられますように。 悲しいことを少しでも減らせますように。

サンタさんもおどろく歌

(ガラスの国のサンタ) 『ママがサンタにキスをした』という歌はジャクソン5で聞いていたので、英語 歌詩の内容は知っていました。 クリスマスの日、子どもがこっそり起きていて、ママがサンタクロースにキスしているのを見てしまった一場面の歌。 最近生ま…

一陽来復

(ふくふくした雀さん) 今年も冬至がやってきました。毎年思うことですが、明日からは少しずつ春へ向けて陽が長くなると思うとほっとします。 いつのもの年より早く、私の身の回りではインフルエンザが流行ってきました。 学級閉鎖されていた学校もあります…

不明部分の物語

(つい買ってしまった土偶クリアファイル) 先週、国宝展へ行く機会がありました。 今回は私の大好きな土偶さんたちがいらしていると聞き、 人ごみ苦手な私も、気合を入れて訪問しました。 国宝の土偶5人衆がせいぞろいする期間から外れていることを知らずに…

遠い国からのプレゼント

8月にお会いしたオーストリアの出版社の方から、素敵なプレゼントをいただきました。 「ふわふわいいな/絵・うさ 文・たかぎなまこ」の韓国版が出版され、ハングル文字の絵本が入っていました。 それだけでなく、心のこもったお手紙と、今まで食べたことの…

豹変した山

(イタリア・ソレント港からヴェスヴィオ火山 2014.4月) 先月末に御嶽山噴火が起きて以来、どうかすべての方がみつかりますようにと思ってニュースを気にしていました。 しかし、先週末で今年の捜索は中止になり、7名の方が山の上で冬を越すことになったこ…

震災で消えた小さな命展・・・27

(浄瑠璃寺参道の土産店から来た鹿さん文鎮) 奈良市の「ギャラリー美々風」で10月7日から13日まで複製写真展が開かれます。 関西方面では京都や神戸、大阪などで幾度か開かれていますが、奈良は初めてです。 週末の連休も含みますので、たくさんの方が訪…

心が静かになる花

(お客をのせた彼岸花) 好きな花の一つですが、この花が咲くと心の中がしんとした静けさに包まれます。花の名前がそうさせるのか?そういうふうに思う人が私に限らずたくさんいるようです。 もしかしたらその理由の一つに、小学4年生の教科書に昔から変わ…

いろいろな出逢い

(オーストリア・レッヒで出逢ったアルプスマーモットさんたち) 8月の後半に出た旅で1年ぶりに、大好きな動物に再会できました。初めて訪れたオーストリア、レッヒの山です。いつもピンボケしたりタイミングを逃す私にしては、珍しく上手に撮影できました…

無人駅のアナウンス

福島県の会津若松駅と新潟県の小出駅を結ぶ只見線です。 昔、幾度もこの列車に乗って、祖父母の家をたずねました。 祖父母が他界し、現在は叔父が守ってくれる家へ、先週久しぶりに行きました。 今回は車で行きましたが、懐かしいこの列車に会うことが出来ま…

蚊のご満足

(家の裏の水路にチビ亀発見) 本日関東地方が梅雨明けしました。いよいよ、夏が名実ともにやってきたらしいです。 毎年夏になると、ひそかにためしていることがあります。 『蚊が満足するまで血を吸わせきると、かゆみが少ない。本当かウソか?』をたしかめ…

うらやましい特技

(近所の藪・ケンケン鳴くキジ紳士) 先日おかしなことがありました。ご近所の友人(絵本作家・うささん)がカラスの鳴き声をまねしていたら、なんと、カラスがその声に応じていました。 カラスがカア!うささんがカア! すると再びカラスがカア!と応じまし…

ナキウサギの思い出

(ナキウサギ・ユク/電子絵本) 今朝5時頃、ケン、ケン!というキジの大きな鳴き声で目が覚めました。 細かな霧雨が煙る中、親子か夫婦かわからない雌雄の姿を見つけました。 視界が悪いと天敵に狙われる危険が少ないからか、いつもは草むらに見え隠れする…

老樹の耳

先日、那須の山で面白い樹とあいました。 かなりお年寄りのミズナラさんです。ふくよかな耳を森に向けていました。 裏側にまわると幹に大きな洞があいていて、もうすぐ朽ちてしまうのかと思いきや、 上方には新しい枝を張り出そうとしています。 このような…

虹、3つ

昨日午後は、天候の急変で豪雨や雹が降ったりした地域もあったそうですが、 私の住む町では雷雨がさーっと素早く通り過ぎました。 夕方の黄色い陽が強く射し始めたので、もしや!と思い空を仰ぐと…二重の虹が! 嬉しくなって写真をバチバチ撮っていると、も…

ミルク色の岩

(岩手県・幽玄洞) 石灰岩土壌の地下には、複雑な鍾乳洞が多いです。 私は昔から洞窟が大好きでした。初めて訪れたのはあぶくま洞(福島県)で、小学校低学年の頃だったかと思います。日本国内はもちろん、海外旅行先でも、 鍾乳洞があると聞くとつい訪れた…

巨大すりばち

(南イタリアプーリア州・アルタムーラ) 先月末から今月にかけて、初めてイタリアへ行きました。 ボローニャブックフェアで、お世話になっているオーストリアの出版社の方と ゆっくり会い、お食事する目的を果たしたその後、南イタリアへ足をのばしました。…

ラジオの声

(凍る田にうつむくタゲリ) テレビをあまり見ないのですが、ラジオをよく聴きます。 聴きながら絵や文をつくっているので、コメンテーターの方には悪いのですが、なるべく語りが少なく音楽要素が多い番組をハシゴしています。 3年前の今頃もラジオを聴いて…

1年前とかわったこと

(氷の国の円い窓) 庭のお墓の上に、今年もチューリップの芽が顔をだしつつあります。 一年前、交通事故で命を落としていた白黒の野良猫さんがねむっている場所です。 そのおとなりには、先日交通事故で路肩で命を落としていた野鳥・アオジさんも 眠ってい…

霧の中のオニ

今日は昼ごろまで霧につつまれていました。 近所の冬枯れ田んぼや、竹林が、ぼんやりにじんで少し怖ろしい気がしました。 霧の向こうからゆっくり人影が浮かんで現れ、はっきり見える前に 遠ざかって、再び霧にのみこまれて消えました。 いつも通る道が、ど…

震災で消えた小さな命展・・・26

埼玉県ふじみの市産業文化センターで行われた小さな命展へ行ってきました。 絵になった動物たちは現在飼い主さんの元へ帰っていますが、 それを写真パネルにした展示で、大切な命の話を伝えている 展覧会です。 複製写真の命展を見るのは、今回初めてです。 …

小さな友達を運ぶ馬

2014年が素敵な年になりますように。 地球上の様々な土地でたくさんの困難があるとは 思いますが、どうかその困難がおさまってくれますよう、 祈っています。

うまにのったサンタさん

ずいぶん昔にいただいたお気に入りのサンタクロースです。 ねじを巻くと、白いお馬さんがひょこひょこ飛び跳ねるように進みます。 「サンタさんが、馬にのっている?それにどうして鼻が赤いの?」 と不思議な思いがわきおこります。 クリスマスを無事に終え…

震災で消えた小さな命展・・・25

〈毎年かざる小さなツリー) 4日前の水曜日、小さな命展の活動がNHK〈インターネット)で国際放送されました。 私はリアルタイムでは見られませんでしたが、アップされた動画を見ることが出来ました。 消えた小さな命のことを海外の方たちにも知ってもらえた…

においの記憶

(嵐の後の九十九里浜) 突如、ある匂いによって遠い思い出に引き戻されることがあります。 この香だとあの風景を思い出す、とわかっているものもあるのですが、 一体自分は何故この香に反応し、遠い記憶を思い出したのかな? と不可解な時もあります。 南風…

弱くて強いもの

(弱くて強いマツ) この一ヶ月ほどを何かとゆとりなく過ごしてしまい、 秋を見ぬまま冬を迎えようとしていました。 一度は秋に触れたいと思い、先日群馬県の山へ出かけました。 紅葉シーズンはほとんど終わりかけ、スキーシーズン前の静かなひととき。 こん…

ヒトひとりの力

(サースフェー・氷河) スイスのサースフェーで、かなしい事故があったことを聞きました。 先月行方不明となっていた日本人男性が、氷河で亡くなっていたとのことでした。 私も8月のスイス旅行で、フェー氷河を間近に見ています。 ロープウェーのシュピー…

震災で消えた小さな命展・・・24

(お迎えでだっこされたYちゃん) 岩手県宮古市で、直接絵を渡せたのが嬉しかったので、もうお一人の方にもお会いしたいなと思い、宮城県石巻市のお渡し会場へおじゃまして来ました。 お渡し時間の一番乗りで来てくださったAさんご夫妻は、マルチーズのY…

震災で消えた小さな命展・・・24

岩手県宮古市をたずねました。 命展2の最後の会場で、自分が描かせていただいた絵をお渡しすることが出来ました。宮古で被災されながらも、命展を支えてくださっている方たちともお会い出来て、嬉しかったです。 写真の景勝地は宮古市田老町にある「三王岩…